ゴール

株式会社ゴールは、創業が1914年の老舗企業です。
創業時の名前は「大阪白玉錠製作所」です。
日本では白玉錠と呼ばれていたウオード錠という簡易な錠を製作していました。
その後、「谷山製作所」と改名し、谷山製作所時代に日本で初めて、シリンダー錠の国産化に着手します。

1957年には「株式会社谷山製作所」として、現在の株式会社ゴールが設立されます。
1950年代の終わりには国内初の円筒錠を開発し、これが全国的に知られる商品になりました。
1964年に社名を株式会社ゴールに変更しました。
1972年にカードロックシステムを開発しました。

その後も、ICカードロック、指紋錠システム、グランブイシリンダーなどの商品開発を進めています。
現在、資本金3億円、社員数約400名、売上高85億円、1本社3支店5営業所ですから、巨大企業というほどでもありませんが、小さくない規模の会社です。
全国200か所に「身近な鍵の相談所」と銘打ったロックサービス代行店があります。

ディンプルキー

ディンプルキーは鍵山をなくし、その代わりに鍵に小さなくぼみを付けているもので、配列の組み合わせが非常に多いので複製を作りにくいのが特徴です。
鍵山の場合には、鍵の側面だけで鍵違いを作ることになりますが、ディンプルの場合には鍵の平面部分2列で鍵違いを作ることができるので膨大な数になります。

そのため、大規模建造物の多数の鍵を作るのに適しています。
電子キーや磁力キーなどに比べると価格が安い割には高機能なので広く普及しています。
その鍵違い数の大きさから耐ピッキング性能は非常に高く、数日かかるといわれています。
つまり、ピッキングで空き巣に入られる心配はほぼないということになります。

V18シリンダー

V18シリンダーはゴールが開発したディンプルキー用のシリンダーです。
ピンが18本あり、合計120億通りの鍵違い数を実現しました。
18本のキーにはアンチピッキングピンを使用しています。

大規模施設のロックシステムに十分対応できるシリンダーです。
作りそのものが非常に堅牢な上にデザイン性も高いので広く普及しています。

グランブイシリンダー

最大24本のピンが1000兆2800億通りの鍵違いを実現しました。
アンチピッキングピンを使用し、アンチインプレッション構造を採用しているため、ピッキングやインプレッションといった不正解錠による解錠はほぼ不可能と言ってよいでしょう。

また、ディンプルキーでありながらマスターキーピンを採用したために、大規模でセキュリティーレベルの高いキーシステムが必要な建造物にも対応できます。
すべてのピンはステンレス鋼に特殊な潤滑加工を施したものを使用しています。
スムーズに動きなおかつ非常に堅牢な作りになっています。