Yale

Yaleは世界でも有数の鍵メーカーです。
創始者は、エール大学の創始者一族の一人ライナス・エール・ジュニアで、1844年に古代エジプトの鍵をもとに鍵の設計図を書き注目を集めました。

このことがきっかけになり、様々な鍵にかかわる特許を取得していきます。
1868年 エール・ジュニアとヘンリー・タウンがエール&タウン社を設立します。
当初従業員数は35名でした。

1900年年代には従業員12,000人を擁する大企業に成長しました。
しかし、 2000年8月には ASSA ABLOYグループに買収され、日本では東邦金属工業株式会社が販売権を持っています。

南京錠

日本では南京錠は玄関や窓用としてはほとんど使用しません。
しかし、建築現場や商店の倉庫、家庭の中でもストックルームや小型の貴重品入れなどには頻繁に使用します。
屋外使用、使用中の移動などが多いので、シリンダー錠が堅牢性や防犯性が重視されるのに比べると耐候性や外観のデザイン性が要求されます。

Yaleの南京錠は、セキュリティー度(簡易、普通、ハイグレード)の3段階をさらに細分化した10段階で表示されます。
また、耐候性分類(DRY、WET、EXTREME)を5段階で表示しています。
耐候性1度は湿気のない屋内、2,3度は、湿気があるまたは水回り、4,5度は海辺などの過酷な環境に分けています。
海辺の倉庫や屋外の雨や雪がかかる場所には非常に役に立ちます。

南京錠には、通常の鍵を差し込むタイプとダイヤル式があります。
ダイヤル式は、あまり耐候性は大きくありません。

トラベルロック

Yaleのトラベルロックはデザイン性の良さと、安全性で世界中に高く評価されています。
特にTSA形式のトラベルロックは、カラーバリエーションが豊富でおしゃれなので愛用者が多いのです。

TSAロックとは、アメリカ国土安全保障省の運輸保安庁 の認可を受けた鍵のことです。
米国のセキュリティーチェックの際には基本的に無施錠が求められます。
もし施錠していた場合には、職員の権限で鍵を破壊されることもあります。
しかし、TSAロックなら職員が解錠して検査できるので破壊される心配がありません。

そのほかにも、かわいらしいデザインの簡易なトラベルロックもあります。
またダイヤル式ワイヤ―ロックを携帯しておくと、旅行鞄を置いて席を外すときに所定の場所に固定することができます。
一人旅の時には便利なトラベルロックです。

掛け金

南京錠を使用するときに、必要な掛け金も耐候性グレードと南京錠のつるの直系を規格化して、規格に合うものを選択できるようになっています。
Yaleの歴史は、世界の鍵の歴史といっても過言ではありません。