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ピッキングとは

ピッキングとは

ピッキングという言葉は英語ですが日本でも一般的に使われるようになり、
多くの人が知っている言葉でしょう。
日本語で言う錠破りは大きな意味を含んでいてどんな手段でも
鍵のかかったドアを破ることを言うみたいですが、
ピッキングはその道具から名前が付いている特殊な錠破りの一方法だということです。

鍵は今では色々な種類がありますが、
中でもいちばん多く典型的なのがシリンダー錠と言われるものです。
このシリンダー錠自体が海外から入ってきたものみたいでもともと日本語としては
無かった物らしいですから日本ではまだ比較的認識としては新しいものかもしれません。
それでも、急速にこの言葉が一般的に知られるようになったのは、
その技術の特殊性と、犯罪の多さからかもしれません。

このシリンダー錠の中心的存在であるピンタンブラー錠というものは
実はかなり歴史が古いみたいで、なんと紀元前のエジプトで使われていたみたいなのです。
その当時は木造のもので大きさも大きなものだったようですが、
エジプトの技術力の高さにはとても感心させられますね。

ピッキングの方法

このシリンダー錠はばねにはめ込まれて稼動するいくつものピンが
シリンダーの中に配置されたものです。
鍵が鍵穴に差し込まれた時にこのピンを押し上げ、
ちょうどいい高さに置かれたそれぞれのピンが回転を妨げないようになれば
錠が開くという仕組みになっています。
錠が空けばドアが開くことになるのは当然ですね。

この鍵が無いときに錠を開ける、その作業の一つがピッキングになります。
鍵以外の道具を使ってピンの位置を良い位置に置く作業をするのです。
その時に使う道具がテンションと呼ばれるものとピックと呼ばれるもの。
そのピックが名前のもとになっているのですね。
ピッキング自体は犯罪ではありません。
鍵をなくしてしまったとき、見つからなかったときなどはその道のプロに頼んで開けてもらうしかありません。
その時に開かなかったら困りますので、ピッキングは必要な作業なのです。

ドアを壊すのも一つの方法ですが、後々修理などでお金がかかってしまいますから
できたら何も壊れない方法を取りたいものです。
ピッキングはですから、鍵屋さんや、そのほかそのような対策を引き受ける人たちにとっては、
身に着けるべきスキルなのです。
色々な錠ができている現代では、知識も道具も多くなってきていて大変なところがあるかもしれませんが、
講習会などもあるそうです。

そんなピッキングが非合法に行われるとこれが犯罪になります。
鍵をかけるという行為はその所有者の所有物を守るという意思表示にもなります。
その意思表示をした鍵をその所有者の許可を得ずに開ければ犯罪になるのです。
問題になるピッキングはこの無許可のピッキング、つまり不法侵入や窃盗目的のピッキングなのです。
残念ながらピッキングのための情報が世の中にある為に
その知識を身に着けた犯罪者が犯罪に利用しているのです。
大事な所有物を守るためには、この犯罪に対する対応が必要になります。